わっはっは。日記

日本語ヤバい箇所多いですが気にしないでください

【2021→2022】北小金→馬橋 140円年越し最長大回り 後編【1035.4km】

※この記事は年越し後の後編です。前編をまだ読んでない方は前編からご覧ください。

tc205-72.hateblo.jp

 

2022年1月1日

 

西船橋に到着し、てっきり先の津田沼から快速があるかと思えばそんなことはなく、千葉へ行くには終夜運転が始まった1時台の各駅停車を待つしかありませんでした。

 

随分待ち時間が生まれてしまったので、着替えと歯磨きをして暇をつぶします。

 

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東西線終夜運転が無いためシャッターが閉められました。

 

武蔵野線終夜運転は無いため、この駅からこのあと出るのは中央総武線のみに。

 

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【23】総武線(各駅停車) 9346B

千葉 A541 西船橋1:13→千葉1:37

 

終電後の列車のため、列車番号は臨時列車を示す9000番台に。ぶれっぶれで全然わからないですが。

 

寝そうになりながら、記憶が一切無いまま千葉に到着。

 

千葉駅ではNewDaysが特別に深夜間もやっているため、ここで明日の食料を確保します。おにぎり、コッペパン、フレンチトーストを買いました。

 

ここで買わないと恐らく昼過ぎまでは何も食べれないまま過ごすことになるので、忘れないようにしましょう。

 

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【24】成田線 9463M

快速|成田 C602 千葉1:50→佐倉2:07

停車駅:東千葉以外の各駅

 

千葉でとどまるか、佐倉まで移動するか、迷いつつも非常に寒いコンコース。とても耐えられず移動することを決定。今思うと、ここで冷静に考えて待てばよかったものを…

 

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佐倉に到着。数名下車していきましたが、ホームに残ったのは自分一人。そりゃそうでしょう。

 

この後方に待合室があるのですが、入ってまあ寒いと。当然ですけど暖房が切られてました。とはいえ壁で囲まれてるので外よりマシといった感じ。

 

誰もいないのでとりあえず中に入って、ひたすらスクワットしたりして体を動かします。ろくに運動できない体なので、すぐギブアップしての繰り返しでした。

 

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着いて10分足らずで銚子行きの犬吠初日の出号が到着。専用のLEDが用意されているのがポイント高いですね。車内を見てみるとほぼ満席といったところで、なんとかウイルスは一体どこへいったのかと。

 

これが行ってしまうとこの後は3時過ぎに千葉行きと成田行きがそれぞれ来るまで何もありません。またひたすらに体を動かします。

 

3時ぐらいになると、成田行きに乗る乗客がお目見え。女子3名とおじさんが1名、のちにもう1名来まして、待合室内は計6名に。

 

いくら待合室内といえどやはりどうしても寒いものは寒い。これは厳しいと思い、次の成田行きで成田まで移動します。

 

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【25】成田線 9473M

快速|成田 C617 佐倉3:15→成田3:28

 

もうすっかり千葉の顔として定着した元京浜東北線の209系。すっかり帯がくたびれてて残念な感じになっています。

 

この先2時間耐えられるかなど考えながら、列車はすぐ成田に着きます。


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到着。極寒の成田駅です。気温は0度を下回り、震えが止まりません。


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乗ってきた列車は折り返し千葉行きとなります。横にいる「1421M 回送」となってるものが、本来待合室として解放されているもの。パンタは上げて室内灯もつけっぱなし。なんで開けておかないのか…

 

上へ上がると待合室はもう人人人、密閉密集密接、密のフルコースで言わんこっちゃねえと。ますますホームの列車を解放しない理由がわかりません。

 

当然全員が収まりきるはずもなく、溢れた人はクッッッッッッッッッソ寒いコンコースで待ちます。もちろん自分も例外ではなく。

 

この時間がまあ苦痛なこと。ここで自分は後悔するのです。

 

 

千葉駅で各駅停車や成田線の折り返し待ちの車内で暖をとれること、更に初詣臨も撮影できておいしいこと。暖かい飲み物も自販機より多少安く手に入ること。

 

佐倉駅で一人とはいえのびのび過ごせること。ここよりずっとマシな空間であること。

 

 

大回り乗車は折り返し厳禁です。ひたすら後悔しながらこの寒い空間で耐えなくてはなりません。自分との戦いです。

 

成田に3:28に着き、銚子行きは5:21です。2時間、耐えられるものかと。

 

成田線我孫子口の初電も5時前なので、それまでは一切暖をとれる場所はありません。しぬ

 

 

4:33に着いた千葉からの快速が折り返し4:50発千葉行きとなるので、15分程度暖をとります。

 

そうして上へ戻ると我孫子方面へ行く人が多かったのか、待合室が一気に空いてきました。5時頃に入室。

 

!!!!!!!

ここが楽園か…

 

待合室内は暖房がしっかり効いており、これまで過ごした環境からすれば快適そのもの。最初からここを確保していれば何の苦労も無く朝を迎えることができてました。つらい。

 

長居してる暇もなく、銚子行きが到着。長い長い千葉県の旅が始まります。


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【26】成田線 423M
銚子 C617 成田5:21→松岸6:39

 

さっき佐倉から乗ったやつがまた戻ってきました。マジで意味なかった。

 

車内はほとんど同業者でしたが、6両も繋いでるのでかなり余裕があり、ロングの角でゆったり。アラームをかけて爆睡してました。

 


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松岸。跨線橋から綺麗な朝焼けが見れました。ここで降りたのはおそらく99割は年越し大回りをする同業者達。早朝の松岸駅でかなり異様な光景が繰り広げられてました。

 

ホーム上では大人気サークル「男子トイレ」に行列ができてました。ちょっと面白い(面白くはない)


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ちょうど日の出の時間あたりだったので、雲の間から太陽が見えましたが、かなり多めだったのでその姿を拝むことはできず。


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【27】総武本線 332M
千葉 C604 松岸6:54→成東7:48

 

走行中の車内に日差しが差し込んできましたが、立ち上がって見る気力も無く、そのまま熟睡。


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【28】東金線 1630M
千葉 C610 成東8:03→大網8:21

 

やはりこの辺も記憶が微塵もありません。すぐ大網に。

 

ここでは安房鴨川直通列車廃止の影響を受けてか、20分ほど時間がありました。幸い9時過ぎに出る東金線がドア開けて置いてあったので、そこで暇潰し。

 


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「1035.4km」あるうちの「13.8km」が東金線のようです。本当に全体で考えるとわずかな距離なんだなと思わされる1枚。


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【29】外房線 235M
上総一ノ宮 C426+C440 大網8:41→上総一ノ宮9:03

 

かつては勝浦、安房鴨川行きが多く出てたと記憶している外房線。現在は千葉から出る列車は全て上総一ノ宮までの運転です。

 

さて、ここまでは8両編成でしたが、上総一ノ宮からはいきなり2両にまで編成が短くなります。座席争奪戦です。

 


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【30】外房線 2233M
ワンマン|安房鴨川 R03 上総一ノ宮9:23→安房鴨川10:25

 

5分ほど前に列車が到着し、車内はあっという間に座席が埋まります。微妙に座れなそうな位置だったので運転席後ろのスペースを確保。

 

ただ、残念なことにトンネルなど無いにも関わらず終点までカーテンは閉められたまま。何もわかりませんでした。

 

近年のJR東では車内に運賃機をつけるわけでもない半ば「無理やりワンマン」みたいな路線がかなり増加傾向にありますが実際どうなんですかね。無人駅間での不正乗車が多発しそうでいかがなもんかと。

 

ドア窓から海を眺めたりうとうとしてるうちに安房鴨川に到着。既に内房線の列車が停まってたので、急いで座席を確保します。

 

この外房線の列車はかなり乗車率高めだったのでどうなのかなーと思ったのですが…

 


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【31】内房線 2132M
ワンマン|木更津 R05 安房鴨川10:58→君津12:46

 

余裕で角席を確保。外を見ると大半の人は改札へ向かっていたので、内房線に乗り換えたのはやはり大回り勢だけのようです。

 

発車までずいぶん時間があったのでここで一眠り。

 

起きてLCDを見るとまだ安房鴨川とか出てました。まだ発車しとらんのかいと。

 

発車後は再び深い眠りに。気づいたらあっという間に君津でした。


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【32】内房線 4214F
快速|逗子 J-12+F-11 君津12:50→蘇我13:31

 

乗ってきた列車は木更津行きですが、君津で10分ほど停まり、始発の横須賀総武線直通列車を行かせます。1分でも早くゴールしたい旅なのでもちろん乗り換え。

 

おそらく初乗車のE235系1000番台です。2両からいきなり15両になるので、車内はとても閑散としておりゆったり移動。

 

蘇我までは40分ほどと、思ったより時間がかかります。しかし快適な車内なので何も気にすることはありません。

 

確かこのあたりで昼食にしてたと思います。コッペパンかフレンチトーストか忘れましたが、おにぎりが残ってしまったことは覚えています。

 

蘇我に到着、ここからは1桁分の乗り換えが続き、疲労がたまった体にはつらいところです。


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【33】京葉線 1328A
快速|東京 Y504 蘇我13:35→東京14:16

 

4分の乗り換えで京葉線へ。駅構内でゆったりする時間など与えられません。

 

少し休んだあとは、都心での乗り換えラッシュが始まります。まずは京葉地下→総武地下という物好きでもやらないような長距離乗り換えです。はっきり言って地獄。


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【34】総武快速線 1333F
千葉 Y-1+Y-121 東京14:25→錦糸町14:33

 

11分で乗り換えでしたが、小走りで向かってなんとか間に合うレベル。ここで乗り換えに失敗し遅れをとる方がちらほら出てきます。


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【35】総武線(各駅停車) 1363B
三鷹 A511 錦糸町14:36→秋葉原14:42

 

錦糸町で再び総武線との出会い。さっきと違い今度は西行です。すぐに乗り換え。


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秋葉原、山手線ホームへ降りていくとちょうど発車する電車が!残念ながら間に合いませんでした。

 

これに乗れたおそらく2名の方が自分よりも早く、最速のゴールを果たしています。


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【36】山手線 1405G
東京・品川方面 34 秋葉原14:46→神田14:48

 

ここまで来てようやく東京の大動脈、山手線に乗車しますが、1駅乗ってさっさと降ります。秋葉原→神田→新宿→日暮里というひたすら距離を稼いでいくこれまた無駄ムーブ。


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【37】中央快速線 1441T
中央特快|高尾 T11 神田14:53→新宿15:06

 

時刻表上は新宿15:06となっていますが、着時間が設定されてない関係か若干早い到着。

 

少し早い埼京線に乗り先を急いでみることに。


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【38】埼京線 1571K
各駅停車|武蔵浦和 132 新宿15:06→池袋15:12

 

ここで急いだ割には…実のところ変わりませんでした。途中で抜かした山手線に乗り換えます。

 


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【39】山手線 1421G
上野・東京方面 32 池袋15:13→日暮里15:25

 

もうここまで来るとラストスパート。これよく見ると、しれっとなかなかなこと書いてありますけど全然気づきませんでしたね。

 

すぐに日暮里に着き、とりあえず走ります。


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0分で間に合うわけありませんでした(15:25発)。秋葉原で1本早い山手線に乗った方は、この電車で先行していきました。

 

大人しく10分ほど待ち、予定通りの列車に。


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【40】常磐線(快速) 1197M
土浦 K482+K426 日暮里15:36→松戸15:53

 

北千住の松戸寄りに立ち食いそば屋が上下線ホーム共にあるので、そこで終了後年越したそば(?????)にしようと思ったのですが、さすがに休業。

 

関東ではおそらく一番安い値段で食べられ、まあまあ普通な味なのでオススメのお店です。最後に行ったときはかけそば250円でしたが、どうなってるやら。

→2022年1月現在、260円になってました(1/18追記)

 

列車は松戸に到着し、最後の乗り換えへ。

 

各駅停車が遅れていたのですが、松戸に着いた瞬間発車していったので、先行組に追い付くことは叶わず。


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【41】常磐線(各駅停車) 1513K
各駅停車|我孫子 18 松戸15:58→馬橋16:03

 

確か先行列車の遅れを受けて1分ほど遅れていた記憶がありますが、今更気にすることはありません。

 

2駅でいよいよ旅の終着点、馬橋に着きます。

 

 


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16:04 到着。

 

 

当然これで終わりではありません。有人改札の列に並び、持ち帰りたい旨を申し出ます。

 

 

 

 

 


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駅舎の外へ出て記念撮影。

 

所要時間32時間27分、1035.4kmに及ぶ、北小金→馬橋間の旅はこれにて終了となります。

 

このあと改札へ戻ると、次の電車で来たであろう方々の列ができており、運悪くこの日の勤務にあたってしまった駅員さんは気の毒であるな、と()

 

 

くぅ~疲れましたw これにて完結です!以下略

 

いや本当に長い。長かった。長すぎます。

 

1日目は乗り換え少なくゆったり、2日目はひたすら爆睡、なんともわかりやすいというか、そうなるやろみたいな流れです。

 

近頃はひたすら乗りっぱなしみたいな旅をよくやるので、長時間列車に揺られるのは個人的にはそこまで苦痛ではありませんでした。

 

ですが、やはり成田駅での待ち時間が本当につらかった。震えが止まりませんでした(寒すぎて)

 

来年以降の課題としては、列車待合室が今後設定されることが無いとするならば、いかに千葉駅で暖かい格好で過ごすか。あるいは成田駅の待合室を早く確保できるか。後者が最も現実的だと思うので、早く回って寝とくのが得策なのかなーと思ったりします。

 

【自分が持っていったもの】

スマホ

・行程表

・財布

Suica

・モバイルバッテリー(20000mAh)←超重要、終了時でもメモリ半分ありました

・着替え

・歯ブラシ

午後の紅茶(1.5L)←おかげで1日目起きたまま行動できました

アルフォート←食べたか記憶無し

一眼レフカメラ(24-105mmF4装着)

 

これぐらいでしょうか、モバイルバッテリーは駅メモ位置ゲーをする方はもちろんのこと、自分のようなTwitter廃人の方、ちょこちょこスマホを弄る程度の方、誰でも大容量なものを持参しましょう。

 

コンセントが使えるのは移動中だと、常磐線特急ときわ、E235-1000グリーン車ぐらいで、あと充電するならば駅ナカのカフェぐらいしかありません。超必需品です。

 

【食事処について】

晦日の1日目は立ち食いそば、元旦は移動中に食べるのが個人的にはおすすめです。

 

高崎、大宮、八王子、大船等、乗り換える駅にちょこちょこそば屋は点在しています。

 

橋本には駅内にしては珍しく日高屋があります。これはなかなかすごい。横浜線上りホーム八王子寄りにありますので、ラーメン納めをしたい方にはおすすめです。安い。

 

カフェスポットも大きい主要駅には大概あると思いますが、自分は詳しくないので省略させていただきます。

 

そばもカフェも嫌やという方は大体どこ行っても駅構内にJR東日本系列のコンビニNewDaysがありますので、そこで補給するのがよろしいでしょう。

 

東日本なのでそれ以外の大手コンビニは一切駅内にありません。見たことないです。

 

 

 

さてこの年越し最長大回りですが、北小金→馬橋が成田駅で時間をうまく潰せるので王道となっていますが、「馬橋→北小金といういわば逆回りのルートでも達成は可能です。

 

Twitter上では2名、参加者を見かけました。その方によるとトータルでは5名ほどいらしたとのこと。

 

逆回りはあまり情報が無いのでここで記しておきますが、初電まで過ごせるのは、中央線が終夜運転を行う「八王子」もしくは、湘南新宿ライン終夜運転を行う「大船」になるようです。

 

ただし、こちらは列車待合室なんぞ当然無いので過ごし方が課題になってきます。

 

ですが、参加者が少ないのに加えて正ルートよりかなり早くゴールできるなどメリットは多数あります。

 

今後年末年始に動ける機会があれば是非一度実施してみたいものです。

 

 

終わりになりますが、もしこのブログを読んで挑戦される方、悪いことは言わないので北海道行くレベルの防寒装備をしておけば無敵です。ヒートテックの超極暖は必需品でしょう。

 

自分は普段より1枚多く上着を着て、靴下二重にしていましたが、当然足りませんでした。

 

 

 

12月31日から1月1日のみ実施できる、140円、最長距離の大回り。年末年始に予定が無いという方にオススメします。

 

 

本当の本当に終わり